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 I LOVE CUDA〜「刑事ナッシュ・ブリッジス」の中のヘミ・ク−ダ
私Rinsuke、モパ−マッスルの中でCUDAが好きなのだ。
それを決定づけたのがTV東京系で地上波放送されていた「刑事ナッシュ・ブリッジス」。
北海道ではTV北海道で毎週日曜日、午後1時より1時間番組で放送されました。
主演のドン・ジョンソン(以下D.J)演ずる「ナッシュ」の愛車が1971年型のPlymouth Barracuda Convertible。
ハイ・インパクトカラ−である"キュリアス・イエロ−"とマッスルとは思えぬスタイリッシュなデザインがたまらんのです。
劇中車は4台用意されました。
D.Jはある本を見て決めたそうですが、知っての通りこのバラク−ダはレアな車です(426ストリ−トヘミを搭載したマシンは過去14台しか生産されていない)。ハリウッド映画やTVに20年以上も何百台の車を用立てしているフランク・ベネッティにD.Jが相談、ベネッティは髪の毛が逆立つ思いがしたとか・・・。それでもコンバーチブルに改造(?)した3台が用意されたそうですが、D.Jの見た写真は夕日が当たってオレンジ掛かった濃い黄色に見えたそうです。
ハイ・インパクトカラ−である"キュリアスイエロー"はペイルイエローに映るので、全ての車はその写真のイメージ通りの濃い黄色に、塗られた様子。(Shrwin-Williams industry の塗料でベネッティによると「スクールバスの黄色!」だそうです)
その3台は、まず'70のパークメントインテリア、白のコンバーチブルトップ(実際に稼働する)、14inのラリーホイールなどをD.Jのプロダクションが架装、イグニッションキーは3台とも同じものに代えられました。
その後すぐに、ベネッティはモパー系のレストアのスペシャリストのアラン・フォックスの助けを借りて3台を完全に仕上げます。
1台は、360cu-inのチューンドに4速マニュアル(これがD.Jの一番のお気に入りだそう)他の2台は440cu-inにATミッションで、内1台は劇中のエンジン音の採り用に、フラウマスターのマフラーが装備されたそうです。これら3台は全てK-メンバー、トーションバー、ディスクブレーキなどに強化パーツ(ショックはKYB)が使われているとの事。ジャンプシーンの1台が加えられた後、'71用の正確なインテリアその他と、手が加えられているそうです。
「刑事ナッシュ・ブリッジス」にて使用
のCUDA。

劇中での車両認識コードは5G31。
ナンバープレートはGQD685(カリフォルニアナンバー)。
上の4台の写真を見ると、バンパー下のドライビングランプの位置等が少しずつ違います。
きちんとしたインテリアの2台(他の2台はドア内張りが無い?)の1台は、青ガラスで上端にスモークのぼかしが入ってます。
3台は白ガラス、ぼかし無し。また、ドア内張りにストライプが入ってる様に見えたのはインナーライナーのモールドのラインの様です。(ダッシュとコンソール以外のインテリアは全て白)
タイヤには『RADIAL G/T』と『HP 4000』のホワイトレター有り。ヘミクーダにはスタンダードの『Shaker hood』には426HEMIでも、HEMICUDAでも無いシルバーのロゴ(読めない!)。本体はサテンブラック。あと、エンジンルームアップのシーンには、全く別の車が使われてるそうです。また希少なヘミクーダのグリルでは無く、ファイバーグラスの物が使われているそうです。
確かに劇中、凶悪犯にクーダを壊された時のナッシュのセリフ「71年型のパーツを手に入れるのにどんなに苦労すると思うんだ!泣きたいよもう!」とあるのは、このCUDAに対するスタッフ全員の苦労の表れなのでしょう。

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